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脳梗塞について | 脳梗塞 |
脳梗塞とは 血の塊によって血液の流れが止まり、そこから先の脳細胞に酸素や栄養が行かなくなり脳細胞が壊死、 または壊死に近い状態になることを言います。 治療法は? 脳梗塞は早く診断して早く治療するほど治療効果は上がります。 発症後3時間以内であれば薬で血管をふさいでいる血栓を溶かし、血液が流れるようになれば脳への障害は 軽減することが出来ます。どの病院でもこの治療が行えるわけではなく専門病院に限られます。 発症から3時間以上経過すると、たとえ血液が流れるようになっても脳出血を起こす可能性が高くなるため 血液の凝固を防ぐ薬や脳のむくみを除く薬、脳を保護する薬などが使われます。 また薬療法だけでなく手術に至るケースも少なくありません。 冒頭でも述べたように脳梗塞の治療は早ければ早いほど適切な処置ができ、後遺症を防ぐことができます。 後遺症は? 脳細胞のどの部分が死んでしまったかでどのような後遺症が残るか違ってきます。主な後遺症は次の通りです。 視覚障害(失明や視力低下)・運動障害(マヒ)・言語障害(ろれつが回らない)・感覚障害(字が読めなくなる、書けなくなる)・ 記憶障害(物忘れが激しくなる)・嚥下障害(えんげしょうがい-食べ物や飲み物をうまく飲み込めない)・排泄障害(頻尿・尿失禁)・ 夜間譫妄(やかんせんもう-夜に暴れたり騒いだりする) リハビリについて 脳梗塞のリハビリは、急性期・回復期・維持期と3つに分類されます。 急性期リハビリは脳梗塞の発症より2週間から1ヵ月以内で、脳梗塞の治療を行った後 症状が安定し運動訓練が可能な状態になってから行います。 回復期リハビリは急性期治療が終了しても身体機能の低下が残り在宅復帰を目標に行う訓練のことです。 期間としては発症2ヵ月から長くても6ヵ月以内と定められている病院が多いようです。 機能障害の回復を図るとともに基本動作能力、歩行能力、身の回りのことや家事動作、趣味活動、仕事などについての可能性 目標を見極め脳梗塞の患者が実際にこれから送られる生活を一緒に考えながらリハビリテーションを進めていきます。 維持期リハビリは脳梗塞の発症6ヵ月以上のリハビリを指します。 維持期のリハビリは、根気よく進めていくことが重要となります 予防法は? 脳梗塞は年を重ねるとともに発症率が高まる病気ですが正しい生活習慣を身につけることで 発症リスクを抑えることが出来る生活習慣病です。いくつか脳梗塞の予防方法を紹介します。 1 塩分の少ない食事を心がける 塩分は高血圧と切っても切れない関係にあります。高血圧の人が塩分摂取量を減らすと血圧が下がります。 2 ビールは1日1本 3 過労・精神疲労に気をつける 仕事のしすぎや過度の運動は危険です。またストレスや怒り、心配しすぎるのもよくありません。 4 肥満を解消する 太ると血圧が上がり気味になるので食事には気をつけましょう。 5 足をマッサージする 足は第二の心臓といわれていて足への刺激と血行促進は高血圧や脳卒中の予防に繋がります。 6 喫煙は控える 脳梗塞の食事療法は動脈硬化を防ぎ血液を綺麗にする食品を摂ることです。 動脈硬化の原因となるコレステロールや糖などの摂りすぎに注意すること、また血液中でコレステロールが酸化して ドロドロになるのを防ぐ坑酸化物質を摂ることが大切です。睡眠中は体内の多くの水分が失われて 血液が固まりやすくなるので就寝前にコップ一杯でも水を飲むことも効果的です。 良い食品 海藻・こんにゃく・魚介類・きのこ類・野菜・大豆製品 控えたい食品 漬物・味噌・醤油・塩・肉類・卵・バターなどの動物性脂肪やコレステロールの多い食品群 |
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