釣り用語 落とし込み

落とし込み

堤防の際についた貝(イガイ)やイガイの層にいるカニや虫等を食べているチヌ(クロダイ)を狙う釣り。貝やカニが堤壁から自然に落ちたように演出してチヌを釣るという釣り方。一般にイガイ(カラス貝ともいう)が堤壁に付いている6月〜11月までの釣りになる。貝は海面から数十センチ〜3メートルくらいの間につくので表層、中層がメインとなる。釣果を伸ばすにはとにかく堤防を練り歩き細かく探ること。一カ所で粘る釣りでは釣果は望めない。


落とし込み釣りのエサ
カラス貝・・・・堤防の堤壁についている貝(イガイ)。この貝を食べにチヌは表層まで浮いてくる。アタリがあれば9割はチヌ。6月〜11月くらいに使用する。

カニ・・・・カラス貝の間や堤防の隙間にいる。

ムシ類・・・3月〜5月のシーズン初期や大雨で水潮の時につかうとよい。マムシやアオムシなど。ムシ類はエサとりに弱い。

ボケ・・・3月〜5月のシーズン初期に使うとよい。引き込むアタリが多いので少し送ってアワセます。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。