送り込み
アタリに対してより確実にエサを食い込ませるために、すぐにあわせず、違和感をあたえないように道糸を送り出すこと。穂先を下げるだけでも送り込める。
アタリとは
魚がえさに食いついた時、サオ先やウキが動くこと(魚信)。サオ自体や目印が動いたり、手元に動きが伝わってきたり道糸が動いたり、アタリの反応は様々。青物は別にして、一般的に大物ほど渋いアタリを出す。小物ほど大きなアタリとなる場合が多い。海面に穂先が引き込まれるような大きなアタリは大アタリと呼ばれ、格別の大物であることが多い。
青物とは
アジ、サバ、ハマチ、ヒラマサ、サワラ、シイラ、ブリなど背中が青い魚。体型は紡錘型で遊泳力が強く、たいていは群れている。ゲームフィッシングの好ターゲットとなる一方、餌釣りの外道でかかると、オマツリの原因として嫌われる。一般的に青物狙いといえば、アジやイワシの小型魚ではなく、ブリ、ヒラマサ、カツオなどの大型魚狙いを指す。ブリやヒラマサは、内海より潮通しのよい外洋を好むため、沖磯や船から釣られることが多い。高速で泳ぐ魚は、エラで絶えず大量の酸素補給をし活発な運動量を支えているので、動きにブレーキを掛けて疲れさす=酸欠状態にするのが、釣り上げるコツ。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。