ヘチ
岸や堤防、岸壁の波打ち際ギリギリの場所。ヘチで釣る釣りをヘチ釣りという。
ヘチ釣りとは
ヘチ釣りは、防波堤などの壁際にいるクロダイを釣る釣り方で落とし込みともいう。クロダイが上から落ちてくるエサを食べる習性を利用した釣り。専用の仕掛けがあり、ヘチ竿にタイコリールを使用するのが一般的。
クロダイとは
スズキ目・タイ科に分類される魚の一種。東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。クロダイはタイ科のなかでもマダイと並ぶ代表的な種類。全長は最大70cmを超えるが、よく漁獲されるのは30cm前後までである。体型はタイそっくりだが、色が黒いばかりにタイより低い評価を受けている。しかし、磯や防波堤から比較的簡単に狙えるため、釣り魚としての人気は高い。かっては生サナギやスイカなどを使った地方色豊かな独特の釣り方があったが、今はオキアミを使った釣りに統一されつつある。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。