釣り用語 入れ食い

入れ食い

仕掛けを投入する度にアタリがあり、魚が釣れる状態。あくまで連続で釣れている状態であり、単に投入即食いついたというだけでは「入れ食い」とは言わない。アユの世界では同義語で「入れ掛かり」という言葉がある。



入れ掛かりとは
アユの友釣りなど、魚の口にハリをかけない釣りにおいてはこちらを使うのが標準となる。
友釣り以外の釣りで言うところの「入れ食い」のこと。友釣りではエサを食わせるわけではないので入れ掛かりと呼ぶ。次から次と野鮎が掛かる時に鮎師は「入れ掛かりじゃ〜」と、叫ぶ。村田満はアユの世界では知らない人はいないほど有名人で「入れ掛かりじゃ〜」を連発する。

村田満とは
1939年1月10日兵庫県尼崎市生まれ。1959年大阪府立農業短期大学を卒業後、鉄工会社へ就職。1964年京子夫人と結婚。家業の銭湯を継ぐ。
1964年和歌山県有田川で、初めて掛けた2匹の野アユがきっかけとなり友釣りを始める。異端児的存在で、常に時代の先を行く村田は、アユ釣りの品位を損なうと言われることも少なくなかったが、その先進性とダイナミックな釣り方は今でも闘将・村田の真骨頂である。現在は大阪東成で銭湯「余喜温泉」を経営。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。