釣り用語 フライ

フライ

毛ばりのこと。フライフィッシングとは、フライ(毛ばり)を用いた魚釣りのこと。イギリスなどでスポーツとして行われたトラウトを主体とした魚釣りがアメリカに伝わってさらに発展。このフライフィッシングは、カゲロウなど川や湖の水面を飛びかう昆虫を擬したフライを用いて、魚を釣るドライフライフィッシングと、もう1つ、川や湖の水底から水面までの水中に発生する水生昆虫や小魚を擬したフライを水中に泳がせて魚を釣るウエット・フライ・フィッシングに大きく二つに大別される。フライキャスティングは、ロッドにリールを取付け、リールにキャスティングするときオモリの代わりになるフライラインを巻き、このラインにリーダーと呼ばれるテーパ状になったラインを結ぶ。リーダーにさらにハリスを結び、その先端にフライを結びキャスティングする。この釣りは、ただ単に魚を釣り上げるのではなく、フライの自作から始まり、その渓流の環境にあわせたフライのセレクト、流し方などの技術の奥深さに意義がある。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。