釣り用語 チロリ

チロリ

キス釣りに抜群の威力を発揮する虫エサ。体長は10〜40センチ。体色は赤茶色。クロダイもよく釣れるエサ。暑さに弱いので身切れしやすくなる。ゴカイ類は全てそうだがハリに刺すときは頭から、もしくは頭の切り口から刺す。反対側から刺すと身がポロポロと切れてしまう。他にもギボシイソメ、東京スナメ、カタニギリなどと呼ばれる。


キスとは
キス釣りと言えば砂浜。広い砂浜で思いっきりキャスティングして、連掛けするのは最大の魅力。一口に砂浜と言っても広すぎていったいどこにキスがいるのか皆目見当が付かず、適当に投げていたんでは釣果は望めないが夏場の最盛期はどこに投げてもそれなりに釣れる。

キスは足で釣れということわざがある。理由は広い砂浜でどこにキスの群れがいるか、日によって違ったり、群れが移動したりするから。川の流れ込みが近くにあったり、藻が生えている近くや海底の窪地、かけ上がり付近、海底の根廻り磯場の近くなどにポイントをしぼって砂浜を釣り歩くと良い。さっきまで爆釣していて、ピタリとアタリが止まったら、ポイントを移動するか、30分位休憩してポイントを休ませるのが良い。また、砂浜以外の磯にも意外な大ギスが潜んでいる。一般的に砂浜からキスがいなくなる12月〜3月は砂浜以外の釣り場を攻めるとよい。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。