調子
竿のしなり具合のことで魚がかかったときやオモリを下げたときに竿のどの部分が曲がるかということ。釣り竿の太さや硬さは関係ない。大きくは先調子と胴調子に分かれる。ファーストテーパーは先調子、スローテーパーは胴調子のこと。
先調子とは
サオの曲がる支点が竿の先側にあること。竿がしなる時、先端部分に負荷がかかるように作られた竿のこと。繊細でアタリがとりやすい。大物釣りには不向き。
胴調子とは
竿の調子が胴部にあるもの。軟調子でチヌ竿、へら竿に多い。竿の中央部分(胴)の弾力がある調子のこと。竿の胴の部分から曲がる竿のこと。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。