釣り用語 IGFA

IGFA

国際ゲームフィッシュ協会の略称(International Game Fish Association)。釣りの普及・振興や釣魚の研究・保護などを主な目的とする国際組織で、世界110カ国、二千以上の釣りクラブと約3万人が加盟している。本部はアメリカのフロリダにある。釣りを良識と秩序ある健全なスポーツとして発展させるために、釣具、仕掛け、やり取りや取り込みにいたるまで、細かい規定を設けた国際ルールである「IGFAルール」を定め、さらに世界的な規模での釣魚記録の認定、記録データの保存・管理なども行っている。

1939年6月7日、アメリカ自然史博物館で開かれた会議の中で正式に誕生した、プレジャー・フィッシングの普及、振興を唯一の目的とする団体である。

1 ゲーム・フィッシュ・アングリング、及びそれら魚種の生息環境を研究すること。
2 魚種の保存、及びそれらの天然生息環境の保護のために、政府、業界のあらゆる分野に働きかけること。
3 魚種の適切な利用、及び保存についての啓蒙促進のために、ゲーム・フィッシュ資料を編集し、全IGFA会員、一般大衆及び政府の科学、法制機関に配布すること。
4 将来のゲーム・フィッシング愛好者の数、及びスポーツ・フィッシングの盛衰に大きな影響力を持つ競技会に、プレジャー・アングラーを適切な方法で参加せしむること。
5 本団体の専門知識、資料及び目的が、同じような目的を持つ他の団体にとって役に立つと思われる場合、国内、国際ゲームフィッシュ・ゼミナール、及びシンポジウムを援助し、またそれらに参加すること。
6 ゲーム・フィッシュ・タッギング計画、及びその他の科学データ収集活動を実施、支援すること。魚類学、漁業科学、及びそれらの関連テーマにおいて、指導、研究の中心的な立場をとる科学、教育機関を援助すること。
7 公平、一様、かつ倫理にのっとった国際アングリング規正を維持し、普及につとめること。同時にこれらの規則に基づいて捕獲された釣魚についての、ワールド・レコード・データを編集、維持する。
8 ゲーム・フィッシュのスポーツ・アングリング及びそれらの関連テーマについての国際参考文献を充実し、維持すること。
9 一般の使用に供し、その利益をはかるために、世界的レベルのでのゲーム・フィッシングの歴史資料を収集し、維持すること。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。