穴釣り
一般に穴釣りと云われる釣り方には大別して二通りの釣り方がある。一つは、湖に張った氷に穴をあけワカサギなどを釣る“穴釣り”。もう一つは、港の防波堤にあるテトラッポドや波消しブロックの隙間を釣る“穴釣り”。
テトラには色々な形状をしたものがある。その中でも丸型をしたものが穴も多く、魚も住みやすい。外観が崩れぎみに見えるテトラの方がよい。角型の整然と並べられたテトラは穴も少なく、魚も敬遠している。ただ角型でも乱雑に積んであるテトラなら穴も多く、釣りになる。むしろ、えてして大型の魚はこういうテトラで釣れるケースが多い。これは丸型のテトラの方が釣りやすく、大型が釣れそうに見えるのでしょっちゅう攻めるから、釣り荒れが進み良型の魚は少なくなる。角型は隙間も狭く、根掛かりも多いので避けぎみになるために良型が残ることがある。それに離岸テトラがよく釣れるのは、潮通しが良いのも一因だが、釣り荒れも少ないのが理由。テトラの穴釣りは先手必勝である。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。