水中ウキ
水面近くの潮と下方の潮の流れが違う場合(二枚潮)に使われるウキ。このウキでアタリをとるのではなく仕掛けを潮に乗せることが目的で水中に沈めて使用する。軽い仕掛けを飛ばすために使われたりもする。
二枚潮とは
海中の潮が、上層部と下層部(若しくは中層部)で流れが反対になっていることをいう。上層部と下層部で速さも違う。仕掛けが落ちていかなかったり、思わぬ方向に流れたりして、釣り辛い状況と言える。ラインに糸ふけが出やすくなり、アタリを感じ取りにくくなる。河口に近い防波堤では、川の流れとさしてくる潮で、二枚潮に似た現象が起きる。
アタリとは
魚がえさに食いついた時、サオ先やウキが動くこと(魚信)。サオ自体や目印が動いたり、手元に動きが伝わってきたり道糸が動いたり、アタリの反応は様々。青物は別にして、一般的に大物ほど渋いアタリを出す。小物ほど大きなアタリとなる場合が多い。海面に穂先が引き込まれるような大きなアタリは大アタリと呼ばれ、格別の大物であることが多い。
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。