サバの生き腐れ
サバが他の魚より腐敗するのが早いという意味。サバの持つタンパク質分解酵素が強いため、死ぬとすぐに自分の体を分解し、腐敗菌の虜になり易いため。また、その過程でヒスタミンという成分が生じて、生で食べると、人によってはジンマシンが出ることがある。つまり一見新鮮そうに見えても、内部が傷んでいることがあるから、生で食べるのは気を付けようという意味。生きているサバが腐っているというわけではない。
サバとは
世界中の暖海に広く分布し、日本全域で見られる。春から夏にかけて北上し、秋から冬は南下。海面の表層近くを大群となって回遊する。産卵期は3月から8月。最大50pを超し、脂の乗りの良い秋が旬である。旬の時期のサバは「秋サバは嫁に食わすな」といわれるほど格別においしい。
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