掛かり釣り
魚の生息している場所に、アンカーを下ろしたり、イカダに船を固定して釣りをする方法を「かかり釣り」という。季節によって、釣れる魚種は、一般的にはクロダイ・キス・メッキ・ボラ、アジ、マコガレイなど。掛かり釣りと言われるようになったのはクロダイなどの魚が生息している場所に、船や筏を掛けて(固定して)釣るところからそう呼ばれるようになった。 一般には、牡蠣の養殖筏に小船を固定して、そこからクロダイを釣る、いわゆる船かかりが中心であった。しかし昭和40年頃から、各地で海の上に筏を組んで固定し、そこからチヌを釣るようになった。かかり釣りを別名「筏(いかだ)釣り」とも呼ぶようになったのはこのため。
クロダイとは
体は銀灰色で、タイ科の魚。背びれと側線の間に6列の鱗がある。甲殻類、貝類、クモヒトデ、海草などを食べる。雑食性なのでスイカ、トウモロコシなどをエサに釣ることもできる。
別名 チヌ、チンチン、カイズ
当サイトでは魚釣りの入門的な用語からちょっとマニアックな用語まで、できるだけ簡単に分かりやすく紹介しています。投げ釣りからフカセ釣り、渓流釣り、ルアーフィッシング、ブラックバス釣り、アユ釣りまで幅広いジャンルの釣り用語が満載です。中国には次のような釣りに関することわざがあります。「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。3日幸せになりたいなら結婚しなさい。一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」このことわざが意味するように釣りは一生楽しめる趣味の王様です。私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。幼い頃に抱いていたドキドキする気持ちを今も変わらず持ちながら。これから魚釣りをはじめようとする方は是非この用語集を活用して知識を深め、釣りをよりいっそう楽しいものにしてください。どのような分野にも専門的な言葉があるように、魚釣りにおいても釣りをする人にしかわからない言葉がたくさんあるので、釣りの雑誌を読んでチンプンカンプンにならないよう必要最低限の用語はしっかりと、そして楽しく覚えてしまいましょう。