12月12日の誕生花はシャコバサボテン

-　花の解説　-

多肉質で縁に一対のトゲをもった小判形の茎が、いくつも連なって四方に垂れ下がった先に、一般的には紅色やピンク、変わったもので白色、黄色の光沢をもった艶やかな花が段々となって咲くよ。段々となった花びらは反り返って、中央からはたくさんの雄しべと1本の雌しべが飛び出しているんだ。「シャコバサボテン」は短日植物と呼ばれる種類で、一日の日照時間が短くなってくるとつぼみを作って花を咲かせるよ。暑さは苦手で、夏は涼しく風通しの良い明るい日陰に、冬はあまり急激な温度変化がないような25度を超えない日当たりのよい室内で育ててあげるのがおすすめなんだ。良く見かける同じような花を咲かせる種類には、小判形の茎の節にトゲがなく丸みを帯びた「カニハサボテン」や、デンマークで育成された品種が多い「デンマークカクタス」があるよ。