9月21日の誕生花はサルビア・スプレンデンス

-　花の解説　-

日本でサルビアと言ったらこの種を指すほど、もっとも花壇に植える植物として定着しているんだ。日本名にもなっている特徴的な花は、茎先に唇の形をした花びらをもつ小花が30輪ほど均等に密に並んで、萼片も含めてその色は真夏の暑さにも負けない鮮やかな緋色をしているよ。花を増やすお手入れの秘訣は、思い切って花穂を摘んでいくこと。１番最初に咲いた花穂が7、8割咲き終わったら、その時点で摘み取るんだ。そうすると腋芽が伸び始めて2週間ほどで次の花穂が数本立って咲くよ。それを繰り返すとバランスよくボリュームアップして、秋の終わりまで長い期間お花を楽しむことができるからぜひチャレンジしてみてね。花色が改良されて、紫、桃色、白色などもあって、秋口の涼しくなり始めたころに一番濃く色づいて美しくなるよ。