8月10日の誕生花はブルーサルビア

-　花の解説　-

藤青色の花を咲かせるブルーサルビアは、花のついた軸や萼片が白い粉を帯びるのが特徴で、その様子を表して化粧（ケショウ）サルビアとも呼ばれているんだ。ラベンダーのような草姿をしているからわかりやすいね。葉は長い葉柄をもったわずかにギザギザのある細長い楕円形で向かい合ってついていて、よく分枝する茎には灰色がかった白色の短毛が生えているよ。初夏から秋までの長い期間、次々と花穂を出して咲くことができるけれど、高温多湿が苦手だから梅雨と真夏には花が少なくなってしまうんだ。株の３分の２ほどを切って秋まで大切に育てると、涼しくなり始めたころに色の濃い花穂をまた出してくれるよ。同じ種類で品種改良されたものにラベンダーセージがあるけれど、ラベンダーセージは寒さに強くマイナス５度まで耐えることができるんだ。花が白色のアルバという品種もあるよ。