7月25日の誕生花はハイビスカス

-　花の解説　-

暖かいところで生まれたハイビスカスは日当たりのよい場所が大好き。だけど、日本の真夏の30度を超える蒸し暑い気候は人間と一緒で少々苦手だから、夏場は風通しの良い明るい日陰に移動して株を休ませてあげよう。花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花という種類だけど次々につぼみをつけるんだよ。比較的育てやすくて、花色も赤や赤紫、濃淡それぞれのピンク、黄、オレンジ、白色など豊富で、咲き方も一重、半八重、八重咲きと揃っているし、花がない時期でも光沢のある濃い葉が観葉植物として楽しめるから人気の植物なんだ。日本に多いのは原種系と呼ばれる花付きが多く色や姿がすっきりとした系統で、他に、ブッソウゲを元にして交配したコーラル系と呼ばれる花の縁が波打つような形をした赤色系の系統、ハワイで交配を繰り返して一枚一枚の花びらが大きくボリュームのある花に太い茎、色の種類も多く豪華で観賞用に向いているハワイアン系の３系統があるよ。