7月24日の誕生花は朝顔

-　花の解説　-

日本でつる性植物の代表格の朝顔は、鉢植えのあんどん仕立てやつるを長く伸ばして夏場、日よけの緑のカーテンとして仕立てたものをよくみかけるよ。古くから親しまれていて、奈良時代に渡来した当初は薬用を目的としていたけれど、江戸時代には改良が進んで、葉や花が変化に富んだ「変化咲きアサガオ」が観賞用として大阪で空前の大ブームを起こしたんだ。花色は、白やピンク、青、紫のほかに、縁部分と地の色の違うものや、中心に向って筋状に白い模様が入る「曜白（ようじろ）」などの種類がある。つるがあまり伸びないもの、背丈の低いものや花の直径が約18cmにもなる巨大輪から4cm〜5cmの小輪、花びらが一重から八重のものまでたくさんの種類があって、日本で最も発達した園芸植物といわれているよ。