3月26日の誕生花はしだれ桜

-　花の解説　-

背が高くなる種類が多く、木の下から見上げるようにすると地面に向けてやわらかく枝垂れた枝が広がり、視界は一面淡い紅色になるから悠然とした姿が壮観だよ。性質が丈夫で寿命が長いから、祇園の枝垂れ桜や常照寺の九重桜、福島県の三春滝桜など全国に巨木の名木が多いんだ。楕円形の５枚の淡い紅色をした花びらをもつ小さな一重の花が一般的で、ひとつの芽から２、３輪のソメイヨシノに似た花を咲かせるけれど、咢の基となるところがつぼ型をしているのがシダレザクラの特徴だよ。淡い紅色をしていた花は開花の時間が経過していくとともに白くなっていくんだ。シダレザクラには主にエドヒガン系の桜が多いけれど、花色が紅色をしている「ベニシダレ」、八重咲きの紅色の花が咲く「ヤエベニシダレ」なども有名だよ。