3月14日の誕生花はシザンサス

-　花の解説　-

現在流通している系統のもとになったのは、1900年にイギリスでピナータスという種類とレツサスという種類を掛け合わせて作り出された交雑種がほとんどだよ。その後、ドイツなどでこの種類をもとに園芸品種が多く育成されたんだ。ランのような豪華で鮮やかな花をあふれるようにたくさん咲かせるのが特徴だけれど、暑さや寒さにとても弱くて、元々雨の少ない乾燥地に自生していたから、日本の雨の多い気候では、花壇や庭植えよりも鉢植えにして室内で楽しむのに適した植物だよ。花は、丸みを帯びた花びらの縁が裂けているのが特徴で、上の花びらと中心に斑点が入っているんだ。花色には、ピンク、白色、紫紅色、赤色、黄色と豊富にあって、背丈が低く良く枝分かれしていながらもコンパクトな姿になるものがよく栽培されているよ。