2月15日の誕生花はチューリップ(パーロット咲き)

-　花の解説　-

「チューリップパーロット咲き」は、花びらの縁が切れ込んでフリルのように波打った一重咲きの花で、一般的なチューリップは違う種同士を掛け合わせて種をつくり、その中から良いものを選抜してくという作業を繰り返して作られているけれど、この咲き方は突然変異でできた種類だよ。この系統が最初に現れたのは古く、1620年ごろだといわれているけれど、当初はひだがよっているような縞が花びらに入っている様子が、ウイルス病だと思われていたんだ。今では個性的な姿の花としてすっかり定着しているよ。品種によって開花の時期や背丈が違うから、広い場所に植えるときは同じものを群生して植えるのがおすすめなんだ。