2月4日の誕生花は椿

-　花の解説　-

世界中に園芸品種が広く普及していて、庭植えや鉢植えとして数多くが洋風にも和風にも楽しまれているんだ。冬から春にかけて咲く原種は、5枚の花びらをもった紅色の浅い漏斗状の花だけれど、改良された品種には一重先や八重咲き、絞り、大輪になるもの、開花時期が9月頃からの早秋咲きや翌年4月頃まで咲く晩春咲きなど、形や色のほかにも多彩にあるよ。光沢があり、厚めの葉っぱは長めの楕円形をしていて、互い違いに生えているんだ。よく枝をわけるからこんもりとした木の形になるよ。変化した種類のうち、人気があるものには、新潟地方に生育する、小振りの濃い紅色の花で雄しべの花糸が鮮やかな黄色をしている‘ユキツバキ’や、茶人に好まれたことから名づけられた‘ワビスケ’などの品種があるよ。