鹿児島県の県花は「ミヤマキリシマ」
昭和29年に鹿児島県の県の花として指定されたのは「ミヤマキリシマ」だぞ。宮崎県と鹿児島県境にまたがる霧島連山を代表する花で、県内では主に霧島山系一帯を中心に群生し自生していて、5月下旬頃になると濃い紅色や薄いピンク色の華やかな花が山を彩るんだ。
「ミヤマキリシマ」は漢字で「深山霧島」と書いて、植物学者の牧野富太郎氏によって深い山に咲くツツジという意味を込めて名付けられたよ。背丈は1m前後で、枝先に約3cmほどの花を2、3個ずつまとめて咲かせる可愛らしい花だぞ。