宮崎県の県花


宮崎県の県花は「はまゆう」

6月から9月の夏の夕方から夜中にかけて、緑の葉っぱの中央から真っ直ぐ伸ばした茎の先端に、6枚の紐のような白色の花びらの花を十数個並べて咲かせる「はまゆう」が宮崎県の県の花だよ。どこか幻想的で可憐、南国の風情を醸し出す「はまゆう」は、青島や日南海岸でその姿や香りを楽しむことができるぞ。

この植物が県の花として選ばれた最初のきっかけは、NHKが放送開始30周年を記念して、全日本観光連盟、日本交通公社、植物友の会の共催のもと各都道府県の「郷土の花」を公募によって選んだ事業で選定されたこと。

その後、宮崎県置県80年を記念して県内に県花選定委員会が設置されて、県北から県南の海岸線には必ずあり、県民に広く知られ親しまれていることなどを理由に、最終的に昭和39年12月22日に県の花として制定されたよ。