佐賀県の県花


佐賀県の県花は「クスの花」

佐賀県の県の花は県木である「クス」の花だよ。昭和29年3月に指定されたぞ。クスの花が咲くのは5月。幹の周囲が10m以上の巨木になることが珍しくない樹木でありながら、6枚の白色や淡い黄色の花びらからなる花はとっても小さくて、3mmから4mm程度しかないんだ。

佐賀県武雄市には、樹齢3000年以上といわれる国指定の天然記念物「川古(かわご)の大クス」があって、孤立して堂々と辺りを見渡すように立っているから遠くからでもその大きさがわかるほどだよ。実際には、高さ25m、幹回りが21mにもなるんだ。武雄市には他にも樹齢3000年を越す、武雄神社の御神木の武雄の大楠や、落雷で幹の上部が欠けているものの堂々とした風格を残す塚崎の大楠などがあるぞ。