富山県の県花は「チューリップ」
富山県の県の花は「チューリップ」。昭和29年3月22日に選定されたよ。江戸時代末期に日本へやってきた「チューリップ」を、大正時代のほぼ同時期にお隣の新潟県とともに球根栽培を開始して、現在では日本一の出荷量を誇っているんだ。
冬場は湿潤でやや温暖、夏場は乾燥して冷涼な気候を好むチューリップにとって自然環境が適している富山県では、新品種の育成がとっても盛んに行われていて、色や形、背丈などの違う約300種類の品種を栽培して出荷しているぞ。
4月中旬から5月上旬、ちょうどゴールデンウィーク頃に花の見頃を迎える、チューリップの町、富山県砺波市では、チューリップフェアが開催されて、毎年30万人もの来場者があるんだ。機会があったら、ぜひ、砺波地方をはじめとした各地で開催されるチューリップフェアなどを訪れて、かわいらしく敷き詰められた、色とりどりの花の絨毯を楽しんでね。