千葉県の県花は「菜の花」
太平洋に面した温暖な気候から、千葉県は国内有数の花の産地。その中でも南房総では、年明けの1月、春も早いうちから色とりどりの花を観賞したり摘んだりすることができるんだ。
そんなたくさんの種類の花の中から千葉県の県花として選ばれたのは、花畑が一面輝くように映える黄色の花びらの、みんなが知っていて親しみやすい植物、「菜の花」だよ。
きっかけになったのは、NHKが放送開始30周年を記念して行った「郷土の花」を一般の方々から公募された事業で、この植物が選ばれたこと。正式に法律など制定されているわけではないけれど、今では広く親しまれて周知されているんだ。
マザー牧場、小湊鉄道やいすみ鉄道の沿線、鴨川市には一万坪の菜の花畑が楽しめる菜な畑ロードなど、色々な場所で一足早い春の光景を楽しめるよ。