ネパールの国花は「シャクナゲ」
ユネスコ世界遺産に登録されている、ブッダの生誕地であるルンビニを有し、短い国土ながら南北で農業に適した平野地からヒマラヤ高峰群のある凍土まで、急激な地形の変化がみられるネパール。ネパールの国花は「シャクナゲ」で、国内ではラリグラスと呼ばれて、2月中旬から4月中旬頃まで、大きく真紅の華やかな花を楽しめるよ。
世界で唯一、国旗の形が等しい四角形ではなくて、2つの三角形を合わせた特徴的な形をしているけれど、この地色はシャクナゲの真紅なんだ。花が咲き始めると花を手折りお家へ持って帰るのだとか。
古くから、花びらを乾かしておき、喉が痛いときや魚の骨が刺さったとき、灰汁の強いものを食べて喉がイガイガするときなどに、湯につけて汁とともに花びらを飲むと良くなるといわれているんだよ。