デンマークの国花(1)は「レッドクローバー」
デンマークの国花は「レッドクローバー」や「マーガレット」とされているんだ。法律などで決められたものではないけれど、国民みんなの生活に溶け込んでいるものや、愛されてきた花が国花として紹介されていることが多いよ。
「レッドクローバー」はヨーロッパが原産地とされていて、帰化した地域を含めると北半球の温帯地方一帯と、とっても広く分布している植物のひとつなんだ。日本ではムラサキツメクサとも呼ばれて、全国各地の土手や道端などでも見ることができるぞ。
ポンポンのような姿の部分をよく観察すると、紫紅色の蝶の形をした花がたくさん集まって球状になっていることがわかるんだ。牧草地で家畜飼料として古くから利用されているから、デンマークでは古くから身近にあって可愛らしい、この植物を国花としているのかもしれないね。
デンマークの国花(2)は「マーガレット」
国によって国花は法律で決められていたり、複数あったり、歴史の中でいくつも変わったりと色々な事情があるけれど、どれも生活の中に溶け込むように広く知られていて、愛されている植物が選ばれているんだ。
デンマークの国花とされているものも、「マーガレット」と「レッドクローバー」のふたつ。「マーガレット」は中心が黄色に白い花びらがぐるっと一周した、清楚で可憐な花が咲いて、ヨーロッパでは古くから恋占いに使う花としても知られているぞ。また、「マーガレット」はデンマーク語でマルグレーテと言って、現在の女王と同じ名前でもあるんだ。