杏の花言葉と名前の由来

「杏」の花言葉
遠慮、気後れ

杏の名前の由来

昔、中国のある医者が治療代金の代わりに重症者には杏の木を五株、軽症者には一株植えさせて杏の林を作ったという話があって、アンズの種子の殻の中の核が風邪や喘息、便秘などの漢方薬になったり、果肉に含まれるクエン酸やリンゴ酸は疲労回復、貧血予防、食欲増進などに利用できたからなんだ。原産地の中国では「杏子」と書いて、木の名前が「杏」、「子」は実という意味で、日本では江戸時代初期に「アンズ」と呼ばれ始めて、中国語名をそのまま呼んだという説や、果実が甘酸っぱかったことから「甘酢梅」が転訛したという説があるよ。
杏のデータ一覧
花名
学名 Prunus armeniaca L.
和名 アンズ
別名 アプリコット、杏子
原産地 中国
分布 日本では北海道北部を除くほぼ全域で生育可能。日本へは奈良時代以前に渡来。
生育地 日当り、水はけがよく、どちらかというと冷涼で乾燥した土地を好む。
主な開花期 3月〜4月
花径 約3cm
草丈/樹高 5m〜10m