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円形脱毛症について | 円形脱毛症 |
症状 円形脱毛症は誰でも発症する可能性のある病気で、頭部に10円玉程度のハゲができることから「10円ハゲ」とも呼ばれます。 自覚症状がないことが多く、ある日突然円形脱毛症になっていることに気づきます。 円形脱毛症の症状は様々で、円形の脱毛部がひとつ出来るケースもあれば、頭髪全体が抜け落ちるケース さらに眉毛、まつ毛、体毛など全身の毛が抜け落ちる場合もあります。 円形脱毛症の約25%の患者には、爪に小さな凹みや横筋といった症状が現れることがあります。 これは爪と毛が構造的に非常に類似しているからといわれています。 また爪にくぼみの症状が進んでスプーンのような形にまで変化しているときは重度の貧血を おこす可能性があるので注意が必要です。 原因 円形脱毛症の原因ははっきりわかっていませんが、精神的ストレスや内分泌異常、 自己免疫疾患、遺伝などが考えられる原因として挙げられています。 最も有力なのは自己免疫疾患ですがそれもストレスが原因となっていることがあります。 ストレスが原因の場合、円形脱毛症は6ヶ月程度で自然治癒することが多いのですが 内分泌異常や遺伝的な要因で円形脱毛症になっているケースもあるので円形脱毛症になったら 自己診断はせず医師の診察を受けることが大切です。 ちなみに円形脱毛症になった人の約40%の人が5年以内に再発するといわれています。 (自己免疫疾患とは自分の体を守ってくれる免疫が、その機能に障害をきたし自分の体を異物とみなして自分自身を攻撃してしまうこと) 治療方法 ドライアイス療法(冷凍療法) ドライアイスを円形脱毛症の患部に1秒くらい軽くあてて刺激を与えるものです。有効率は70%といわれていますが 1年経っても効果が認められない場合は、皮膚が痛み、跡になる恐れがあるのでそのような場合は中止したりします。 (個人では絶対にしないように。治療として病院で行うものです) 局所免疫療法 かぶれを起こさせやすい化学物質を円形脱毛症の箇所に1〜2週に1回塗り、かゆみを感じない程度の弱い皮膚炎を 起こさせるのですが有効で安全な治療法と言われ、有効率は90%以上と言われています。 紫外線療法 円形脱毛症の箇所にソレラン誘導体という物質を塗った後に紫外線を照射する化学療法です。脱毛症以外の皮膚疾患にも 適用され、アトピー性皮膚炎などにも治療法として知られています。 温熱療法 45〜50度くらいの温度のスチーマーを週1〜2回、約15分間行う療法です。 高血圧や心不全の人、発熱時、幼児には行うことは出来ません |
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