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動脈硬化と高血圧

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動脈硬化と高血圧


   
 動脈硬化と高血圧について

 動脈硬化と高血圧とは一体の関係にあります。高血圧になると、体中の血管が高い圧力の血液にさらされ続けることになり
 血管が損傷を受けることになります。血管が損傷を受けると、そこに悪玉コレステロールが付着しやすくなります。悪玉コレス
 テロールが増えやすい食生活をつづけていると、血管に付着したコレステロールは取り除かれることなく、そのまま残り、さら
 に増えていき、血管が細くなってしまいます。これが動脈硬化です。
動脈硬化が進むと、血管が狭くなるので、血液の流れが
 悪化します。それを改善しようと、心臓が拍動を強め、そのため血圧が上昇します。こうして、更に動脈硬化を進行させ、悪循環
 をもたらします。動脈硬化が進行すると、脳出血や脳梗塞、心不全、狭心症、心筋梗塞、腎不全などの疾患を引きおこします。

 つまり、
 @動脈硬化は傷ついた血管にコレステロールが付着してはじまる。
 A血管が狭くなると心臓がより強い力で血液を送る。これが高血圧。
 B高血圧は更なる動脈硬化の原因となる。
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