骨粗しょう症とカルシウム |
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骨粗しょう症とカルシウムについて | 骨粗しょう症とカルシウム |
骨粗しょう症とは骨量が減少し、骨の微細構造が障害された結果、骨折が起こりやすくなった全身性の骨の状態と定義されて いるのですが、簡単に言えば、骨の量が減ることで骨がスカスカとなり、大変骨折しやすくなる状態の病気のことです。主に 高齢者になるにつれて発病しやすいといわれていますが、すべての人が気をつけなくてはならない病気の一つです。この病気 の原因には様々はことがあげられますが、どの場合においても、カルシウム不足が招くことは共通しています。 骨はカルシウムの貯蔵庫です。身体の中ではカルシウムはいろいろな働きをしています。筋肉が収縮したり、心臓が動いたり、 ホルモンの分泌などにカルシウムは関わっています。もしカルシウムの摂取量が少なく、カルシウム不足の状態になると、骨を 溶かして骨のカルシウムが使われ、骨が弱くなってしまいます。 カルシウムは吸収されにくい栄養素のため、成人での吸収率は30%程度です。ビタミンDは特にカルシウムの吸収を高めます。 魚類やキノコ類に多く含まれていますが、太陽光線を浴びることも大切です。太陽光線に当たることで血液中のビタミンDの 80%が皮膚でつくられます。ちなみにカルシウムは骨の強度を保つ上で欠かせない成分で、体内のカルシウムの 99%は骨に 含まれています。 |
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