肥満予防　肥満予防を簡単解説

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　肥満予防について

肥満予防

　肥満の２大要因は、食べすぎ（エネルギーのとりすぎ）と運動不足です。肥満の予防や解消には食事制限が重視されがちですが、
　運動もおなじくらい大切です。１度体についてしまった体脂肪を、運動だけで減らすのはかなり難しいんです。
　例えば、体脂肪１kg（7200kcal分)を減らすには、ウォーキング（１時間に約200kcalを消費）を36時間も続けなければいけません
　（フルマラソン３回分、成人男性の３日分の食事に相当します）

　脂肪1グラム＝9キロカロリー（炭水化物、タンパク質は4キロカロリー）
　↓
　脂肪1キログラム＝9,000kcal（体脂肪＝８０％脂肪＋２０％水分）
　↓
　体脂肪1キログラム＝7,200kcal
　1kgの体重（体脂肪）を減らすのに必要なカロリー消費量は7,200キロカロリー

　体脂肪を効果的に燃やす有酸素運動
　脂肪は燃えるときにたくさんの酸素を必要とするので、酸素をたっぷりとりこむことのできる有酸素運動が最適です。
　息を切らさずに長く続けられるウォーキング、軽いジョギング、サイクリング、ゆっくり泳ぐ水泳などが有酸素運動です。
　体脂肪が燃えやすいからだを作る筋力トレーニング
　基礎代謝を高めるためには筋肉を増やさなければいけません。腕立て伏せや腹筋、スクワットなどの筋肉トレーニングをして
　筋肉をつけましょう。

　栄養バランスのよい適量の食事を摂る
　食事の内容と、その摂り方はとても大切です。エネルギーが高く、中性脂肪になりやすい砂糖を使った甘い食品や、動物性脂肪
　の過剰摂取は避けるようにしましょう。食事は決まった時刻に摂るように心がけ、ゆっくりよくかんで食べることは過食防止につな
　がります。また、１日の摂取エネルギーが同じでも、夜間の食事の比重が高いと脂肪として蓄積されやすくなります。夜遅くに食事
　をし、朝食を抜くといった生活は改めましょう。

サルでもわかる！病気の基礎知識

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