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肥満の遺伝について | 肥満の遺伝 |
遺伝的に太りやすい家系とそうでない家系があることは知られています。肥満の原因は、食べたエネルギーより消費する エネルギーが少ないことがあげられますが、遺伝も原因のひとつです。ただし肥満の体型が遺伝するのではなく、体脂肪を 貯えやすい、エネルギー消費が少ないといった太りやすい性質が遺伝するのです。食事や運動によって一時的に体重が 減ったとしても遺伝という要素は変わりません。太りやすいという遺伝に食べ過ぎや運動不足といった環境要因が加わると、 肥満になってしまいます。太りやすい遺伝子を持っている人と持っていない人では、同じダイエットをしても、成果が違ってく るんですね。肥満の成立には、遺伝が3〜4割、環境が6〜7割程度関与していて、徐々に肥満体が完成するといわれてい ます。特に、このレベルが完成するのは小児期で、成人してからはほとんど変化しないといわれています。 肥満に関係する遺伝子は世界中で40以上見つかっており、1つの遺伝子の関与は小さくても、複数が組み合わさると、 肥満する確立は高くなることがわかっています。 |
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