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外反母趾の原因

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外反母趾の原因


   
 外反母趾の原因について

 外反母趾の原因には、先天的要素(遺伝的要因)と後天的要素(環境要因)があります。

 先天的要素(遺伝的要因)
 女性に多い疾患で、男性の約10倍多いといわれており、これは一般に女性の方が関節が柔らかく、
 筋肉の発達も弱いためになりやすいのです。また親指の長さが足指でもっとも長い場合に外反母趾になりやすいとされます。

 後天的要素(環境要因)
 病的なもの(リウマチや変形性関節症など)、外傷を起因とするもの(骨折や脱臼など)、生活習慣や靴、歩行バランスや姿勢に
 よるものなどがあげられます。特にこの中でも、靴や歩行バランスに原因があるものが大半を占めるといえます。また女性の靴
 は足を保護する機能よりもファッション性の高さを追求したものが多いため外反母趾になりやすいのです(足に対して靴の長さの
 サイズが小さい場合や靴の幅(足囲や足幅)が大きい場合がある)。靴以外ではパンプスやストッキングで足を不自然な形にした
 まま長時間を過ごしたり、足の筋肉が未発達であることも外反母趾の原因になっています。
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