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痛風の治療

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痛風の治療


   
 痛風の治療について 痛風の治療

 痛風の発作が起きたら、まずは痛みを緩和させるための治療を行います。通常痛風の発作は人にもよりますが、1週間から
 10日程でおさまりますが、湿布や非ステロイド抗炎症薬で痛みを和らげます。また、同時に尿酸値の検査を行い、痛みが治
 まったら尿酸値をコントロールする治療がはじまります。痛風の治療には食事治療と薬物治療、そして生活習慣の改善があり
 、これらの治療法を併用して行っていく事が痛風の治療になります。

 食事治療
 総カロリーを制限し、プリン体含有量の多い食物はできるだけ避ける。またアルカリ性の食品(野菜・海藻類・牛乳など)を多く
 摂り(尿が酸性ですと尿酸が溶けにくく、尿管結石や腎臓への尿酸の沈着の原因となるため)アルコール控えるようにする。
 プリン体の多い食べ物は豚のロースステーキ、カツオの切り身、牛ヒレステーキなどです。
 反対に少ない食べ物は大豆やかまぼこ、鶏のささ身などです。

 薬物療法
 痛風の原因である高尿酸血症は、体内で尿酸が通常より多く産生されることで起こる場合と腎機能の低下により尿酸の排泄が
 上手く作用しないないことで起こる場合があります。検査結果に応じて尿酸を産生するプリン体の生成を抑制する薬や、尿酸を
 体外に排泄するのを促す薬、尿異をアルカリ化させ尿酸の結晶化を防ぐ薬などを服用します。

 生活習慣の改善
 普段から水分を十分に取り、尿量を多くする。ジョギングや水泳など適度な運動を毎日継続して行う。
 精神的ストレスの発散を心がけるなど。
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