サルでもわかる!病気の基礎知識

頻尿の薬

TOP

頻尿の薬


   
 頻尿の薬について

 頻尿とはトイレに行く回数が増えることですが一般的に成人であれば1日の排尿回数は7〜8回程度だとされており、これ以上
 トイレに行く回数が多いと頻尿だと定義されます。頻尿をはじめ排尿障害のある人には薬で治療を行うことができますが用法、
 容量などは医師の指示に従い服用しましょう。一般的な頻尿の薬抗コリン薬、抗生物質、膀胱平滑筋弛緩薬などがあります。

 抗コリン薬
 膀胱の過剰な収縮を抑える効果のある薬で、頻尿の人は膀胱が過剰に収縮するために、とても短い時間で尿意を感じてしまい
 ます。この抗コリン薬は膀胱を収縮させる働きを弱めて、膀胱の異常な収縮を抑制し、膀胱の緊張を和らげて尿をたくさんためる
 ことができるようにする薬です。副作用としてのどの渇きや便秘、残尿感を覚える人もいます。

 抗生物質
 頻尿の原因が膀胱炎などの人に使われる薬です。膀胱炎を引き起こしている細菌に対して働きかけ、膀胱炎を治し、頻尿をなくします。

 膀胱平滑筋弛緩薬
 膀胱の筋肉を緩めることで、膀胱に溜められる尿の量を増やす薬です。頻尿の人は膀胱の容量が少なくなっている場合が多いので、
 その症状を解消するために使われる薬です。
Copyright (C) T.Katayama All Rights Reserved
サルでもわかる!病気の基礎知識
掲載内容は万全を期していますが、当サイトから起こるいかなるトラブルも当サイトは一切の責任を負わないものとします