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頻尿と残尿感

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頻尿と残尿感


   
 頻尿と残尿感の原因について 頻尿と残尿感

 高齢者の頻尿と残尿感の原因は加齢による自律神経の働きが低下してくることにあります。いわゆる老化現象です。
 自律神経の衰えにより、排尿をうまくコントロールできなかったり、尿が少し溜まっただけなのに膀胱を刺激して尿意を催すことが
 原因です。また年をとると膀胱の筋肉が衰えてしまうため、尿を出し切ることができずに膀胱に残るので残尿感を感じ、またすぐに
 尿が溜まって何度もトイレに行くという、いわゆる頻尿になってしまうのです。ちなみに水分をそれほど摂っていないのに何度もトイ
 レに行き、尿の量も多いと言う多尿は糖尿病や腎炎などの病気の症状なので、内科や泌尿器科で診察を受けましょう。高齢による
 頻尿や残尿感はいってみれば自然現象です。水分を控えたり、体を冷やさないように注意したり、冷たい飲み物ではなく温かい
 飲み物を飲むようにするなどの工夫で多少の改善は見られます。

 また40歳代くらいから頻尿(夜中に何度もトイレに行くようになる)や残尿感などの症状がある男性は前立腺肥大症の可能性が
 あります。膀胱の下にある前立腺が肥大して、尿道を圧迫し、排尿障害を起こす病気です。前立腺肥大症の症状は尿が出るまで
 時間がかかる、尿の勢いが弱い、尿が途中で途切れる、夜中に何度もトイレに起きてしまう、急な尿意を感じるときがあり我慢でき
 ない、残尿感があるなどです。
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