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間質性膀胱炎の治療

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間質性膀胱炎の治療


   
 間質性膀胱炎の治療について 間質性膀胱炎の治療

 間質性膀胱炎の治療には水圧拡張(治療の中心となるもので萎縮した膀胱を水圧で拡張する)、
 膀胱内注入療法(水圧拡張の効果を持続させるための補助的な治療で膀胱の中に薬剤を入れてる)、薬物療法
 膀胱訓練(トイレに行きたくなっても少し我慢することによって排尿の間隔を伸ばしていく。かなり有効であるとされている)、
 膀胱拡大術(他の治療で効果が見られない場合や症状が強い場合は腸管を用いて膀胱を大きくする)などがあります。

 間質性膀胱炎は原因が特定されていない病気で、頻尿(成人の平均排尿回数は1日7回程度。間質性膀胱炎になると1日30回
 以上トイレに行くこともあります)や残尿感、排尿後の痛みや不快感、尿が少し溜まっただけでトイレに行きたくなる、膀胱に尿が
 溜まった状態のときに痛みを覚える、などの症状があります。40歳以上に多く、性別では女性に多い病気ですが若い人や子供にも
 みられる病気です。痛みなども比較的強くて急性膀胱炎と間違われやすい病気なのですが、細菌性ではないので抗生物質は
 効きません。尿検査をしても細菌が原因ではないので、精神的なものが原因とされる場合もあり、間質性膀胱炎と診断されるまで
 長い時間がかかってしまうこともあります。
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