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透析食

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透析食


   
 透析食について 透析食

 腎臓は体内の老廃物を血液からこしとるという、大切な役割があるのですが腎臓の機能が低下してしまうと、老廃物が血液に
 残ったまま全身を巡ることになり健康を損なってしまいます。透析とは機能を果たさなくなってしまった腎臓の代わりに血液をき
 れいにして、再び身体の中に戻す治療のことをいいます。透析をしている人は食事にも気をつけなければいけません。ではど
 のようなことに気をつければいいか以下にまとめます。

 たんぱく質は必要量を守る
 たんぱく質の摂りすぎは尿素窒素やリンの上昇につながります。しかし不足すると貧血や低タンパク血症などの栄養障害を起して
 しまうので毎食適量を摂取することが大切です。

 水分を控える
 腎臓は尿量を調節することにより、体内の水分の量を一定に保っていますが、腎臓が悪くなると尿が出なくなり体の中に水分が
 たまってしまいます。水分を取りすぎるとむくみ、呼吸困難・血圧上昇などの症状がでて高血圧・心不全などの原因になります。

 塩分を控える
 塩分の摂りすぎは血中のナトリウムの上昇につながり、のどが乾き水が飲みたくなってしまい、結果体重増加につながります。

 カリウムの摂取量に気をつける
 カリウムは、心臓・筋肉の働きを調整して細胞内液の浸透圧を一定に保つ働きがありますが腎臓の機能が低くなり透析を受けるよう
 になると、尿中に排泄されないため、高カリウム血症になる恐れが出てきます。そうなると手指がしびれる・だるさを感じる・唇がしびれ
 るなどの症状が現れて、ひどい場合には心臓が止まってしまいます。
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