慢性腎不全の食事 |
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慢性腎不全の食事について |
慢性腎不全の食事療法は、カロリーを十分に摂り、塩分、たんぱく質、カリウム、リンを制限し、適切な量の水分を摂取すること が大切です。十分なカロリーをとらなければいけないのですが、たんぱく質を制限しなければいけないのでカロリー不足になってし まいがちです。塩分も通常成人は1日10グラム程度摂取しなければいけないのですが慢性腎不全を患っている場合は1日6グラ ムくらいに減らさなければいけません。 なぜたんぱく質を制限しなければいけないか 腎臓が正常に働いている場合は、余分なたんぱく質は老廃物となり体から排出されます。しかし慢性腎不全の場合は十分に排出 できず、老廃物が腎臓に負担をかけ、腎臓の機能をさらに悪化させてしまうのです。その結果、老廃物が血液の中に蓄積して、尿 毒症になってしまいます。このような理由からたんぱく質は制限して摂取しなければいけないのです。 なぜカロリーを意識して摂らなければいけないか たんぱく質を制限すれば摂取するエネルギーも減ってしまい栄養不足になりがちです。そうなると体内では必要なエネルギーを体 の組織を燃焼させることで補おうとします。そうすると老廃物が生じて尿毒症が起こってしまうのです。たんぱく質を制限してエネル ギーが不足する分、糖質と脂質をうまく摂ることがとても大切なのです。 |
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