腎不全の食事 |
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腎不全の食事について | 腎不全の食事 |
食事療法によって腎不全への進行を遅らせることができ、透析の導入を遅らせることができます。 たんぱく質は摂り過ぎない 食事で摂取したたんぱく質は、体内で代謝され、不要なものは老廃物となり血液中にたまります。血液は腎臓でろ過されて 老廃物は尿として排泄されるのですが、たんぱく質を摂り過ぎると老廃物が多くなって腎臓への負担が増えてしまうのです。 腎臓への負担を減らすために、たんぱく質の摂取量を制限する必要があるのです。1日の摂取量は体重1キロ当たり0.6グ ラムです(体重60kgなら約36グラム) 塩分を控える 腎臓の機能が低下していると、塩分の排泄機能が落ちて血圧が上がり、腎臓に過剰な負担をかけてしまいます。1日の 塩分摂取量は3〜6グラムになるよう抑えましょう(ちなみにラーメン一杯の塩分はスープまで飲み干すと7.6グラムもあり、 ラーメン一杯で1日の塩分摂取量をオーバーしてしまいます) エネルギーはしっかりと摂る しかし低たんぱく質の食事をしてエネルギーが不足しないようにカロリーはしっかりと摂るようにしましょう。エネルギーが不足すると 身体中のたんぱく質が分解され、エネルギー源になり、体内の尿素窒素が増えるため、たんぱく質を多く摂取したことと同じ状態に なり、たんぱく質を制限する意味がなくなってしまうのです |
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