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便秘と乳酸菌の関係

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便秘と乳酸菌の関係


   
 便秘と乳酸菌の関係について

 一般に3日以上排便がない状態を便秘と言います。女性を悩ます便秘と乳酸菌の関係を見てみましょう。
 乳酸菌は腸内にいる善玉菌の1つで便秘の解消改善に効果的な働きをします。腸内で乳酸菌が分裂・増殖することで腸内環境が
 改善され便秘の解消に役立つのですが腸内の乳酸菌を増やすためには、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖をとったり、乳酸菌を含む
 チーズやヨーグルトなどの食品を多く摂るようにしなければいけません。
しかし通常チーズやヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸に
 届く前に胃酸で死んでしまいます。乳酸菌が胃酸で死なずに腸まで届くヨーグルトなどを摂ることが大切なのです。ただヨーグルト
 など体外から摂取した乳酸菌はずっと腸内に定着するわけではないので毎日とり続ける必要があります(もともと腸内に生息する
 乳酸菌とはここが大きく異なる)。

 便秘になると大腸に留まる時間が長くなるので便の水分が吸収されて便が硬くなり、排便されにくい状態となりさらに便秘を悪化
 させる原因になります。このような便の水分不足を防ぐの役割も乳酸菌は持っています。また乳酸菌は腸の収縮運動を促しながら
 便を押し出す役割も持っています。
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