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胆石症の治療

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胆石症の治療


   
 胆石症の治療について 胆石症の治療

 痛みなどの症状がない場合は、経口胆石溶解剤で溶かしたりしますが、いくつかある胆石の症状の中でもコレステロールが
 原因で胆石になるコレステロール胆石にしか溶解剤は効果がなく、胆石が直径15mm未満という制限もあります。
 基本的に胆石の完全除去はほとんど見込めないので予防的に内服したりします。

 症状が激しい場合はとにかく痛みを鎮める治療をします。胆石の除去は症状や石の位置によって方法が異なりますが、
 衝撃波(超音波破砕治療)で石を小さく砕いて排出させるか手術で取り除くかの選択があります。
 衝撃波は患者への負担が少ない治療ですがコレステロール胆のう結石のみに有効で、
 胆石を除去するのではなく粉砕して自然排石を期待する治療なので再発が多いです。
 手術は胆石症の原因である胆のうを摘出する胆石症の根治的な治療です。胆のうは一時的に胆汁を蓄える器官ですが
 なくなっても生死に関わるような影響はありません。ただ脂をとりすぎると下痢をしやすい体質になる可能性はあります。
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