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胆石の症状

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胆石の症状


   
 胆石の症状について 胆石の症状

 胆石は肝臓から分泌された胆汁の成分が変化したり、たまってしまったり、胆汁の通り道である胆道の炎症などで作られ、
 石のように固まってしまったものです。
発生の割合は男性1に対して女性2となっています。胆石が出来た人の6〜7割は
 無症状ですが、残りの3割には胆石発作と呼ばれる激しい腹痛が起こります。胆石ができる場所によって名称が変わり、
 胆管(たんかん)にできるものは胆管結石、胆嚢(たんのう)にできるものは胆嚢結石と言います。胆石の多くは胆嚢で
 できるのですが最初は小さな結晶で少しずつ成長し、次第に大きくなります。
 (胆管結石のほとんどは胆嚢にできた結石が胆管に移動したものです)胆石が胆嚢にとどまっている状態では、
 長時間何の症状も起こりません。胆石もちの人のほとんどが無症状胆石で胆石の症状があらわれる人は胆石もちの1〜3%だと
 言われています。胆石が胆嚢から胆管に移動すると症状がでてきます。胆石が成長して胆嚢の出口や胆嚢管を塞いでしまうと
 みぞおちや右わき腹の痛み、背中の痛みや張り、腰痛や肩こり、大量の汗が出るなどの症状を起こします。

 しかし痛みが長時間続くことはないのでただの腹痛と勘違いされることが多いです。また胆石により胆管が閉塞して
 そこに細菌が感染すると炎症を起こして高熱が出ることもあります。肝臓から流れてくる胆汁が胆石によって
 せき止められてしまうので目や皮膚が黄色に変色する黄疸症状も見られたりします。
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