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肝硬変の原因

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肝硬変の原因


   
 肝硬変の原因について

 肝硬変の主な原因はC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎、B型肝炎ウイルスによる慢性肝炎、アルコールによる慢性肝炎
 なのですが、このうちウイルス性の慢性肝炎から悪化していく割合が80%ほど(特にC型肝炎ウイルスによる肝硬変は
 全体の肝硬変の半数以上を占めている)で、アルコール性の慢性肝炎から悪化していく割合は日本では意外と少なく
 約10%(アメリカでは50%以上)、その他に自己免疫性、薬剤・毒物性、胆汁などがあります。

 C型肝炎ウイルスとは
 C型肝炎ウイルスに感染すると長期にわたり自覚症状のないままゆっくりと肝炎が進行します。治療せずにそのままにしておくと
 感染から20〜30年かけて肝硬変になり、さらに10年ほどで肝がんになります。血液感染するウイルスなので一緒入浴したり
 飛沫感染など日常生活では感染しません。(性行為での感染も極まれです)。検査も徹底されているので輸血を通じて
 ウイルスが広がることもほぼありません。
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