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花粉症の鼻づまり

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花粉症の鼻づまり


   
 花粉症の鼻づまりについて 花粉症の鼻づまり

 花粉症の症状としてくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど挙げられますが
 花粉症の人で2人に1人は鼻づまりに悩まされているといわれています。
 両方の鼻が詰まってしまうなど症状が重いと鼻呼吸が出来ないので必然的に口呼吸になり
 それによってのどの乾燥などを招き、二次的な影響が出始めます。

 花粉症の鼻づまりの原因は、鼻の粘膜に付着した花粉を体外に放出しようという免疫機能が働くためです。
 このときヒスタミンという物質が放出されるのですがヒスタミンの作用によって血管が拡張し、
 血管壁が緩み、透過性が高まって血液中の水分が外に溢れてこのような症状が鼻で起こると
 鼻づまりとなるのです。いくつか治療法を挙げます。

 抗ヒスタミン薬の投与
 くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、鼻づまりなどのアレルギー症状を緩和させます。

 局所ステロイド投与
 一般的なステロイド薬と違い人体に悪影響を与えるケースは少なく、少し重めの症状で用いられる場合が多いです。
 局所ステロイドはほとんど副作用はありません。

 減感作療法(げんかんさりょうほう)
 アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけて少しずつ注射し、
 体を徐々に慣れさせていく治療法。数年にわたるため辛抱強さが問われる治療だが成功すればそれ以降は
 薬無しの生活が期待できるという点で注目されています。

 レーザー治療
 鼻の中の粘膜をレーザーにより凝固して変性させることにより症状を緩和させる治療です。
 しかしこのレーザー治療をしても粘膜は数ヶ月で再生するので花粉症が完治するわけではありません。
 花粉のシーズン前に治療を受ければその季節は症状が改善されます(1〜2年改善されることもあります)。
 出血も少なくすみ、治療時間も10分程度です。また鼻炎のレーザー治療は目のレーシック治療と違い健康保険が適用されます。
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