脳腫瘍の放射線治療 |
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脳腫瘍の放射線治療について |
脳腫瘍の治療は手術療法、放射線療法、化学療法、免疫療法などの4つに大別されます。 放射線治療は放射線を使って腫瘍細胞を破壊するもので、良性腫瘍の一部と悪性腫瘍の全てに行う治療法です。 十数回に分けて照射するのが一般的です。効果の現れやすい腫瘍は胚細胞腫、リンパ腫、 髄芽腫(ずいがしゅ)などがあり、特に髄芽腫は放射線照射のみで治癒するケースもあります。 腫瘍の種類や発生場所により、手術の後に放射線治療を行ったり、放射線治療・手術・抗がん剤を組み合わせたり、 放射線治療単独で行ったりします。 一部の腫瘍ではガンマナイフと呼ばれる患部に集中的に放射線をあびせる機械を使用した治療が行われます。 ガンマナイフとは脳の一部分だけに放射線を集中して照射することで手術で切ったように治療できるものです。 腫瘍の周りにある正常な細胞にはほとんど障害を与えません。このガンマナイフは脳腫瘍などを手術で切らなくても 治すことができます。ガンマナイフによる治療は全ての脳腫瘍に対して有効ですが特に転移性脳腫瘍に効果が高いです。 脳腫瘍とは 脳や脳の周辺にできた腫瘍を脳腫瘍といい、脳から発生した神経膠腫(しんけいこうしゅ)と 脳の外から発生した腫瘍、他の臓器の癌から転移してきた転移性脳腫瘍に分けられます。神経膠腫は良性のものと 悪性のものに分けられその割合は約半々と言われています。 |
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